東温市医師会

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会長挨拶

東温市医師会会長 中野 敬
東温市医師会は、平成18(2006)年に(前)北条市温泉郡医師会から独立し、2020年現在、会員数約70名です。愛媛医療センターを中核病院として、23の診療所と愛媛十全医療学院附属病院、更に2ヶ所の老人保健施設・愛媛県立こども療育センターにより構成されています。そして、診療所の診療科目は、偏ることなく幅広く網羅されており、住民の皆様の“かかりつけ医”として、ほとんどの疾患の初期対応が可能です。また、愛媛医療センターだけではなく、愛媛大学医学部附属病院並びに四国がんセンターとも緊密な連携が取れるような非常に恵まれた医療環境にあることが、当医師会の特徴であり強みと言えます。

医師会は、それらの素晴らしい医療資源を地域の方々が充分に活用できるように環境を整えることが重要な役割といえます。 例えば、医師会内における学術講演会を開催することも、診診連携・病診連携を迅速かつ的確に行うための医療環境の維持には必要です。そして、住民の皆様に対しての具体的な例としましては、健康フォーラム開催や健康講座・健康百科寄稿を通した啓蒙活動、学校保健・介護保険・各種スポーツイベント等に関する行政や関連組織との連携を通して行われる健康維持増進・福祉介護支援があります。また、輪番制休日診療を通した医療提供など、施設単位では対応困難な事柄の調整を図り、医療環境を整えることも医師会の重要な役目となります。

現在、日本では百歳以上の高齢者が7万人以上となり、これからは医療・介護に依存しない健康寿命を如何に延ばすことが出来るのかが、大きな課題です。東温市医師会は、住民の皆様と一緒に力を合わせて、健康で住みやすい地域となるように努力してまいります。