有酸素運動のすすめみなさんは運動をどれくらい意識して行っているでしょうか?健康で元気に過ごすためには、生活習慣を見直し、安全で効果的な運動習慣が重要になってきます。運動は、健康な人の体力維持だけではなく、例えば心臓病患者さんに対しても、@「再発予防」、A「生命予後の改善」、B「将来の医療費の削減」等を目的に積極的に取り入れられています。特に、なるべく多くの筋肉を使った運動で、疲労物質の乳酸がたまらずに長時間持続可能な運動は「有酸素運動」と呼ばれ、ウォーキングやサイクリング、軽いエアロビクスなどが入ります。具体的には、有酸素運動を継続することにより、減量効果とともに血液中の糖質・脂肪成分の減少や血圧低下作用が期待でき、血管が柔らかくなることが報告されています。不整脈(脈の乱れ)の予防効果も認められています。次の注意点を参考に、1日合計20分以上、できれば30分以上の有酸素運動を習慣にして、健康で元気な生活を送っていきましょう!
(舩田 淳)
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